TOP MESSAGE

取締役社長 貸谷伊知郎取締役社長 貸谷伊知郎
TOYOTSU FACES TOP MESSAGE
取締役社長
貸谷伊知郎
MESSAGE 01

足元を固め、新たな挑戦へ

豊田通商では今、サステナブルな社会の実現に向け新たな挑戦を始めています。カーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの推進するほか、アフリカをはじめとした開発途上国においては、生活基盤の整備や産業振興、雇用創出など現地の社会課題解決にも取り組み始めました。こうした挑戦を継続していくにあたり、今一度「豊田通商らしさ」を再確認し、自分たちの足元をしっかり固めることが大切だと考えています。

Message 02
MESSAGE 02

“対話を交わせる”伴走者を目指して

「豊田通商らしさ」の一つとして、私が忘れてはならないと思うのは「お客さまの伴走者になる」ことです。私たちがこれまでずっとそうしてきたように、まずはお客さまのニーズに応じ、現場に足を運び同じ目線から課題を捉え、一緒に汗をかいて求められたことにきちっと取り組む。そこに数々の挑戦を重ねることで、次第にお客さまより少し先を走る「先駆者」となり、いずれは指針を示せる「先導者」になる——。おこがましくはありますが、そうなれたら理想でしょう。
 「伴走者になる」ために、私は何より「ダイアログ=対話」を重視しています。必要な情報だけを交わすだけでなく、ちょっとした雑談や何気ない相手の仕草、表情、周囲にいる人たちの反応などにも意識を傾けると、隠れた小さなサインに気付くことができます。対話は人と人をつなぎ、化学反応を起こす最良のツール。社内外を問わず、垣根を越えて多様な方々と直接対話できる組織になれたらと思っています。

MESSAGE 03

心に従い、学ぶ姿勢を忘れずに

そして対話をする際には、相手から学ぶ姿勢も忘れてはなりません。私は2021年からリバースメンタリングを始め、これまでに約50名の社員と実施しました。これは上司から部下が学ぶのではなく、部下から上司が学ぶというもの。私の場合は入社10年以内の若手社員一人ひとりと直接対話をして、最近の関心事から普段使っているアプリのことまで、自由に話してもらいます。すると自分の知らないたくさんの発見があり、会議室を出た瞬間に「あれは今すぐやろう!」という気持ちになりますし、自分とは違う世代の考え方も徐々に理解できるようになります。
対話の中でちょっとでも気になったことがあれば、すぐに調べ、忘れないうちに関連する書籍を注文します。おかげで「積読」が溜まる一方ですが、ピンときたものは必ずどこかで自分の過去や他の興味とつながっているから不思議です。これは骨董品の収集にも似ていますね。骨董屋のディスプレイの片隅にあった品に惹かれて一歩店内に入ると、好きなものがどんどん見つかる。そんな経験は皆さまもきっとお持ちでしょう。

Message 02
MESSAGE 04

興味と対話が連鎖して、
可能性が広がる

コミュニケーションにおいて「自分をうまく表現できない」という悩みをよく耳にします。私が常に心掛けているのは、自分を無理に語ろうとしないこと。相手を理解しよう、相手に話してもらおうという気持ちで対話するようにしています。
初対面の方とお会いする際には、必ずその方の大切にされている考えやキーワードを事前にリサーチしてから臨みます。するとおのずと興味が湧き、質問が出てきますし、相手も熱心に話してくださる。「今日は私ばかり話してしまったから、またお会いして、次はあなたのことを聞かせてください」と相手に言われたら、私は一番うれしいですね。できればいつも口角を上げてにこやかに、心はオープンに。自分がそうしていれば、相手も笑顔で返してくれます。ステークホルダーの皆さまとこうした交流が活発に行われることが、新たな価値を生み出し持続的に成長する企業にとっての必要条件ではないかと私は考えています。
分け隔てなく対話ができる伴走者に、そして挑戦を重ねて先導者へ。ダイアログから紡がれる豊田通商の可能性に、どうぞご期待ください。

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TOYOTSU FACESへのメッセージ

撮影協力@コクヨ株式会社
品川ライブオフィス

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TOYOTSU FACES へのメッセージ

“一人ひとりが人生の主役、
トヨツーの主役”

みなさんがどんな仕事をしていても、トヨツーを支えている貴重な一人であることに変わりはありません。一人ひとりが人生の、そしてトヨツーの主役であるという意識をもって、目の前の仕事に取り組んでいただけたらと思います。

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